手作り帽子かぶってね 前橋の特養 デイ利用者と交流 渋川女高JRC部

帽子をかぶせてプレゼントする渋川女子高JRC部員

帽子をかぶせてプレゼントする渋川女子高JRC部員


 渋川女子高(新井登志雄校長)のJRC部が26日、手作りの帽子を前橋市江木町の特別養護老人ホームやすらぎ園(滝沢現秀理事長)のデイサービス利用者にプレゼントした。同園を訪れた3人が黄、青、ピンクの帽子を利用者にかぶせ、交流を深めた。
 国際ソロプチミスト前橋(井田喜代子会長)の活動に同部が共感し、初めて取り組んだ。部長で3年生の小田桐麻衣さん、2年生の進藤歌月さん、大竹さゆりさんが「みなさんにかぶってもらいたくて部活の度に一針一針縫いました」と手渡した。利用者からは「気持ちがいい」、「大事にします」と歓声が上がった。
 同部は校内外で清掃や献血、募金PRなどの活動を展開。今回は17人が使い慣れない針と糸でタオルを縫い、約20個の帽子を完成させた。小田桐さんは「さらに活動の幅を広げたい」と話した。(上毛新聞社記事より抜粋)