ソロプチミスト日本財団「学生ボランティア賞」に伊谷野さん
公益財団法人ソロプチミスト日本財団の、2019年・年次贈呈式が、令和元年10月9日(水)、京都市・みやこめっせ(京都市勧業館)で開催されました。
国内または海外で活動している48の個人や団体の代表をお招きし、日本5リジョンから出席した301クラブ、2,279名のソロプチミスト会員が見守る中、各賞の贈呈と、16の団体への援助金贈呈が行われました。国内または海外で活動している48の個人や団体の代表をお招きし、日本5リジョンから出席した301クラブ、2,279名のソロプチミスト会員が見守る中、各賞の贈呈と、16の団体への援助金贈呈が行われました。
顕彰事業の一つ「学生ボランティア賞」に、国際ソロプチミスト前橋(SI前橋)が推薦した伊谷野真莉愛(いやの・まりあ)さん(18歳・館林市)が選ばれ、贈呈式に出席しました。
伊谷野さんは、中学1年の夏に祖父をがんで亡くし、同時期に小児がんの治療の副作用により髪の毛が抜けた少女のニュースに衝撃を受けます。その時に「ヘアドネーション」を知って髪を伸ばし始め、2016年に約2年半伸ばした髪を切って寄付しました。17年、全国の女子高校生にこの活動を広めたいと「女子高生ヘアドネーション同好会」を結成。全国から集めた髪を無償でかつら製作してしてくれる協力メーカーや、提供先の病院を苦労の末に見つけました。
(株)アートネイチャーの協力でかつらを作り、群馬県内の医療機関に入院中の小児がん患者らに提供しました。19年10月現在、6つ目のかつらを制作中です。
【伊谷野 真莉愛さんコメント】
国際的な贈呈式に参加させていただき、著名な方々と一緒に表彰していただくことができて、大変素晴らしい経験となりました。
また、全国のソロプチミスト会員の皆さま方、および同世代のボランティアを頑張る方々と交流し、意見交換ができたのも、有意義な経験となりました。この経験ができたのも、SI前橋の皆さまのおかげと、心より感謝申し上げます。
これからもボランティア活動に精一杯励みたいと思います。本当にありがとうございました。
創立40周年記念・ソロプチミスト日本財団2019年 年次贈呈式
https://www.soro-jpf.net/project/ceremony.html