女性と女児の地位向上を目指して活動する国際ソロプチミストアメリカの日本東リジョンは7月30日、東京都の国連大学で第11回ユース・フォーラムを開いた。群馬県の高校生4人を含む関甲越1都8県から86人が参加。「あなたの夢をはばむものは何ですか」をテーマに、女性が活躍するための社会の在り方や格差解消について議論を交わした。
8、9人のグループになり、夢をはばむ壁や解決策を話し合った。参加者からは「男性が働き、女性が家庭に入るという固定観念を持つ世代が偉くなっている」「一人一人が意識を変えていかないと日本社会は変わらない」といった意見が出た。
群馬県からは戸谷真奈実さん(県立前橋女子高等学校2年)、伊藤芽生さん(県立勢多農林高等学校3年)、戸丸茉莉さん(県立利根実業高等学校3年)、山田梨加さん(県立尾瀬高等学校3年)が参加=写真。他県の同年代の意見に耳を傾け、自らの考えを力強く語った。4人は「いろいろな人の考えや進路について聞ける良い機会になった。すごく刺激を受けた」と笑顔で話した。
同リジョンは、青少年健全育成プログラムとしてフォーラムを隔年で開催。東京大大学院の瀬地山角教授が基調講演を行った。
(上毛新聞掲載 2019/07/31)
群馬の高校生ら女性活躍へ議論 第11回日本東リジョン・ユース・フォーラム
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