デートDVを正しく理解し、被害に遭わないよう意識を高めてもらおうと、国際ソロプチミスト前橋の井田喜代子会長ら4人が7月9日、渋川市の県立渋川女子高等学校(佐鳥秋彦校長)を訪れ、1年生に啓発カードを贈った=写真。
カードは生徒手帳に収まる名刺サイズ。県内の相談機関の電話番号が書かれている。井田会長は「正しい知識を持ち、楽しい夏休みを過ごしてほしい。カードは困った時に自分や周囲の助けになる」と話し、各クラスの代表5人に手渡した。
同団体は2010年度からデートDV防止の啓発に取り組み、夏休み前に希望のあった県内高校の1年生にカードを贈っている。本年度は同校と前橋女子、勢多農林、市立前橋、共愛学園、高崎健康福祉大高崎、桐生西の計7校を対象に、計1800枚を用意した。
(上毛新聞掲載 2019/07/10)
デートDV被害防止を ソロプチミストが渋川女高にカード
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