交際相手から暴力や精神的支配を受ける「デートDV」の被害を防ごうと、国際ソロプチミスト前橋(布川敏恵会長)は7月7日、桐生市の群馬県立桐生西高等学校(中村清志校長)を訪れ、1年生に啓発カード120枚を贈った。
カードは生徒手帳に挟んで持ち歩ける名刺サイズで、各相談機関の連絡先が記されている。布川会長は生徒代表2人にカードを手渡し「1人で悩まず、相談窓口に電話してほしい」と呼び掛けた。
同団体は2010年度からデートDV防止の啓発活動に取り組み、希望のあった県内高校の1年生にカードを贈っている。本年度は同校をはじめ、前橋女子、勢多農林、市立前橋、渋川女子、共愛学園、高崎健康福祉大高崎、樹徳の計8校に約2300枚を配布する。
(上毛新聞掲載2020/07/08)