デートDV 相談して ソロプチ前橋が防止啓発カード 勢多農高生に贈る
国際ソロプチミスト前橋(SI前橋)の布川敏恵会長ら3人が10日、前橋市日吉町の勢多農林高(福島実校長)を訪れ、交際中の男女間で起こる暴力「デートDV(ドメスティック・バイオレンス)」の防止・啓発を目的としたカードを1年生に贈った。
高校入学後、初めての夏休みを迎える1年生に、デートDVの正しい知識を身に付けてもらうのが目的。カードには相談窓口の電話番号などが書かれている。
布川会長は「何かあったら自分たちだけで悩まず、窓口や大人に相談して」と声を掛けながら、1年生代表に約200人分のカードを手渡した。
受け取った前田和佳奈さん(15)は「これからの生活の中でデートDVに遭遇したらカードを思い出して相談したい」と話した。
高校生へのデートDV防止啓発は、SI前橋が2010年度から取り組んでいる。高校へのアンケートを基に形状や配布時期などを毎年改善してきた。ことしは、SI前橋のエリア内で希望する5高校の1年生にカードを配布する予定。(上毛新聞社記事より抜粋)
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