国際ソロプチミスト前橋は、前橋市の児童養護施設「地行園」の入所者全員に図書カードを贈った。毎年、卒業式を控えたこの時期に続けている奉仕活動。布川敏恵会長と内田初枝理事が同園を訪れ、高橋悦史園長に手渡した=写真。
従来は高崎健康福祉大学高崎高等学校の有志生徒たちと訪問し、20年以上に渡り活動を重ねてきたが、新型コロナウイルスの影響により、今年も交流は中止となった。
同園の現在の在籍者は4~18歳の57名。今年は高校を卒業する2名が就職、小学生の姉妹が親元に帰ることが決まり4人が卒園するが、依然として待機者は多いという。
布川会長=写真中央=は「来年こそは健大高崎高校の生徒さんとそろって訪問し、毎年のプレゼントを楽しみにしてくれている皆さんと一緒に、以前のようにサッカーやドッチボール、本の読み聞かせ、ピアノで一緒に歌ったりゲームをしたりできる時間が持てるよう、願うばかりです」と話した。
児童養護施設の57人に図書カード贈る
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