デートDV防止・啓発カード配布


 交際相手から暴力や精神的支配を受ける「デートDV」の被害を防ごうと、国際ソロプチミスト前橋(飯塚紀子会長)は7月11日、前橋市の県立前橋女子高校(松村敏明校長)を訪れ、1年生に啓発カード280枚を贈った。
 カードは群馬県女性相談センターなど相談窓口の電話番号を記載していて、生徒手帳に挟める大きさ。飯塚会長=右から3人目=は「卒業してもお守り代わりに持っていて」と呼びかけた。
 生徒会員4人が代表して受け取った。樋口遥月さん=左端=は「今のうちから相談先を知っておく必要がある。カードはありがたい」と話していた。
 同団体は2010年からデートDVの防止・啓発に取り組んでいる。今年は県内10高校の1年生に、カード計3100枚を配布する。(深沢千尋)
(上毛新聞掲載2023/07/12)