将来の夢考え合う 群馬県の高校生4人参加
都内で国際ソロプチミスト日本東リジョン「ユース・フォーラム」


 女性と女児の地位向上を目指して活動する国際ソロプチミストアメリカの日本東リジョンによる第13回ユース・フォーラムが7月16日、東京都の国連大学で開かれた。群馬県の4人を含む関甲越1都8県の高校生約130人が「きらめく未来の扉を拓(ひら)こう!」をテーマに、将来の夢について考えた。
 国際ソロプチミストアメリカの開発したカリキュラムを活用して実施。進行役の案内に沿って「10年後に実現したい夢」「仕事において重視したい価値」などをワークシートに書き出しながら、仕事に対する考え方や自分に合った職種、夢の実現に向けたプロセスを整理した。
 本県からは角田美智さん(県立勢多農林高校2年)、小須田梓菜さん(共愛学園高校3年)、高田ひかるさん(県立尾瀬高校3年)、梅沢萌桃さん(県立沼田女子高校3年)が参加した=写真。小須田さんは「自分の価値観を見つめ直すきっかけになった。進路に対する考えも深められた」と感想を笑顔で語った。
 同リジョンは、青少年育成プログラムとしてフォーラムを隔年で開催。今回はオンラインを併用して実施した。HI合同会社代表で、青年版ダボス会議日本代表の平原依文さんによる基調講演も行われた。(伏木 充)
(上毛新聞掲載2023/07/17)